作・演出:松尾スズキ
出演:奥菜恵・南果歩・古田新太・片桐はいり・阿部サダヲ・宮藤官九郎 他
舞台は架空の日本。
キグリ・クマズ・サルタの3民族の紛争が続いていた。
ある日、記憶を失った少女が地下から現れる。
少女は自分を「ケガレ」と名づけた。
地下で「カミ」にかけられた呪いの言葉「地上に出ればお前は汚れる」。
人造の戦闘兼食料人間「大豆兵」や、大豆兵回収業者などの
地上の人間との出会いの中、ケガレは過去の秘密を取り戻し始める。
鼻血が出るほどに大好きな舞台です。
ミュージカルっちゃあミュージカルなんだけど、
松尾世界にコーティングされた瞬間、
どえらいものになってしまいました。なんじゃこりゃあ!と。
(メトロファルスの音楽がいいんだ、これがまた。混沌としていて。)
通常の松尾世界よりは毒を中和してあるのだけれど、核は同じ。
自分のサイズを知る。現実をありのまま受け入れる。
それは一種の諦念のようだけど、何か違う。
なんて、こんな風に適当にこじつけたりされるのは、
松尾氏も嫌いらしいからこれ以上は語れないのですが。
でも、とにかくすんげー好きなんです。
この舞台に出会えた自分は、まさに「儲けた!」な気分なのです。